ローヤルゼリー解析WEB

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ローヤルゼリーとはちみつの違い

はちみつとローヤルゼリーというのは、どちらもミツバチが作るものとしては同一化されがちですが、その内容に関しては様々な点で異なっています。
まず、どのタイプのミツバチの食料になるかです。
もちろん、はちみつもローヤルゼリーも私達人ではなく、本来ならばミツバチの食べ物として生産されているのですが、はちみつが数多くいる働き蜂の食べ物になるのに対して、ローヤルゼリーは働き蜂の口に一度も入ることなく、女王蜂の唯一の食べ物として消費されるのです。

また、逆に女王蜂がはちみつを食べることはありません。
それは、それぞれのタイプによって、求められている役割が違うからです。
働き蜂はその名の通り、働くための栄養分として、糖分の多いはちみつを主食としています。

このはちみつとは、働き蜂が集めてきた花の蜜をまず胃の側にある蜜嚢という器官に蓄えてひとまず巣に持ち帰り、巣で待機している別の働き蜂に口移しで渡します。
この時、体内にある転化酵素の働きによって蜜の中のショ糖がブドウ糖、そして果糖へと変化するのです。
そして更に貯蔵室に運ばれ、働き蜂たちが一斉に羽ばたくことによってその濃度をコントロールして、適度な密度になったものが、蜂蜜となるのです。

栄養分もありますが、純粋なエネルギー源となります。
しかし、それに対して、ローヤルゼリーは女王蜂にのみ与えられるもので、働き蜂の集めた花粉を新陳代謝がさかんな若い働き蜂がそれを食べ、腸で吸収することで、頭にある咽頭腺から分泌された乳白色の物質です。
ほとんど糖分で構成されるはちみつとことなり、ローヤルゼリーの主成分はタンパク質や脂質、そして糖質の他、体内で合成できないアミノ酸や各種ビタミン、さらにミネラルを数種類含んでいます。
その他にもアセチルコリンという生体の抵抗力を高めるとされる物も含まれています。
この食事のお陰で、女王蜂は働き蜂に比べて、体の大きさだけでも3倍で、寿命でいうと30倍も長生きし、その間に毎日3000個ほどのたまごを生み続けるので、そのパワーはちみつとは次元が違うと言えるでしょう。